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バスにひかれた私のBLOG

自分

自分をコントロールすること。
自分の中にいる自分と
一生懸命話をすること。

入院中、いろいろなことがあった。
切断するかもってこと。
もお、自分の足で歩けないってこと。
手術がなかなかできなかったこと。
退院のメドが全然たたなかったこと。
会社のこと。
運転手のこと。
身内を含めた人間関係のこと。

投げ出したいことも
ぶっちゃけ、何度もあった。
もう、無理だ。
そう思ったこともあった。

だけど。
そこから逃げてしまったら
わたしはそれこそ
どうしたらいいんだろう。
わたしのことから
わたしが逃げてしまったら
それこそ、終わりなんだ。

だから。
考えるしかなかった。
どうにもならないことを考えないように。
不安や不確かなことを
考えないように。
そして、今の自分。
明日の自分。
わたしはどうしたらよいのか
どうやっていけばよいのか
どう考えたら、先に進めるのか。

自分のことは、もしかしたら
一番わからないのかもしれない。
ひとのことは見えるから。
ひとのことはきけるから。
だけど、自分のことって
わたしはどうしたのかって
わたしはどうゆう人間なのかって
それ、一番難しいなあ。
そう思った。

そして、自分をコントロールすること。
自分を誘導することをおぼえた。
脳みそに、その回路を作ったんだ。

その回路は退院したあとも
そして、今も。
わたしの中に残ってる。
そして、それで助かったこと。
たくさんあったよ。

けど。
気付いたんだ。
対、自分。
わたしだけのことで
わたし自身のことなら
それでいい。
それがいい。
だけど、対ひと。
その時には、それは役立たない。
わたしが自分をコントロールしたって
相手がいる場合、それは無意味。

わたしはこうやってきたから
このままでいいと思ってた。
これでいいのだと思ってた。
ちょっとおごっていたかな、わたし。

だから、おぼえた。
わたしのことは、今までどうりでいいけれど
わたしひとりじゃない時には
わたしの結論は、わたしだけのものなんだって。

すごく抽象的だけど(笑)。

だから。
自分だけのことの時には
思いっきり暴走しよう(笑)。

とゆうか。
ひとつ、違う意味の優しさとゆうものを
おぼえたきがします。
# by akiaki2u | 2009-03-13 17:17 | その他

このごろ

こっち。
また、随分と放置してたね(笑)。
でも、ここはそうゆう場なのでいっか。
そうゆう感じ。

実は近頃。
非常に、調子が悪い。
なにがって、ここに綴るとゆうことは
もちろん、体調じゃなくて。

足の後遺症はしゃーないとして
その他の部分へのもろもろ。
まあ、負担がかかっているので
それも覚悟はしてたけど
ちょっと自分でも
「このままだといかん」と
はっきりと自覚しているとゆうところ。

かといって。
リハビリに通えばいいとゆう問題でもなく
とはいえ、はてさてどうしたらよいものか。
親しくしている、理学療法士のオギーに
ときおり、相談はしているのものの
やはり、明確なものはなく。
今のうちからいろいろと対処しておかないと
今後、やべえ~よなあ。
そう思うと、ちょっと凹むのが
正直な感情。

身体障害者の恩恵も
不正にあれやこれやとやるヤカラがいるため
制度がどんどん厳しくなってる。
しかも、実際に手帳を持っている
わたしたちの知らないうちに。

「え。いつのまに?」みたいな。

余計な書類はいらねえ。
そうゆうことを、明確に知らせて欲しい。
とゆうか、身体障害者の等級も
ある意味、資格でしょ?
資格保持しゃには、きっちり
知らせるものじゃないのかしら。
ふん。

特に。
どこにでも駐車できるってやつ。
もお、わたしはダメになっちゃった。
昨年からだって。
全然知らなかったよ。

でも。
わたしはまだいいのよ。
しんどいこともあるけれど
自分のことは、自分できるから。
階段を降りるのもしんどいけどできるし
重たい荷物もしんどいけど、もてる。
雪道も恐いけど、なんとかなってる。
走れないけど、急ぎ足はなんとか。
車の運転だって、左足の障害だから
オートマだったら問題ない。

だけど。
足に限らず。
そのひとを実際にみて審査してないのだから
ばっさり、さっくり。
等級だけできっていいのかな。
よくねえだろ。
特別に...ってことだって
あって当然でしょ。

たとえ、左足が不自由ですといっても。
ひとりひとり、全部違う不自由さだってば。
痛みも、出来ないことも、できることも。
みんな、違うんだってば。

とゆうか。
不正した奴らが許せない。
とゆうか。
不正したヤツがいたから
もっと厳しくしまーすとゆう
単純な思考回路も、全然納得いかない。
そもそも、その不正を見破れず。
そもそも、受給したひとも悪いけど
それを、適当に許可したところに
腐敗してる部分があるんじゃないの。

わたしなんかより全然。
もっともっと困惑しているひと
ぜったいに、たくさんいると思う。
納得いかねえ。
許せねえ。

区役所だの市役所だのに
あーだこーだと訴えはみたけれど
もちろん、にっちもさっちもいかない。
頭にはきてたけれど
ガーっとゆくと、こっちの考えが
伝わらなくなっちゃうので
きわめて冷静に、落ち着いて話しても
さっぱり、意味不明な会話にしかならない。
いや、そもそも。
そうゆうことを言う場所がない。
その担当のひとに言ったところで
「うえが決めたんで~」
みたいな。
それもそれで、わからないわけじゃないけど。
じゃ、どこに訴えたらいいのだ。
ないのよ、どこも。

言葉があまりに伝わらなくて。
「あなた、げえじんですか」
そう、ききたくなった。

って。
話はそれちゃったけれど。
う~ん。
まずは、暖かくなったら
今まで以上に、まずは足。
鍛えることにします。
ちょっと、気持ちをイチから
しっかりやる必要があるなあ。
うむ。
# by akiaki2u | 2009-03-04 12:57 | その他

支え

長い入院生活の中で
たくさんのひとが見舞いにきてくれた。

「あげたまちゃんは友達多いね~」と
言われたけれど~。
はてさて。
私に、こんなに友人知人がいたとは
自分でも、少々驚いた。

もちろん。
私が直接連絡したのは、数人。
ひとづてにきいて、足を運んでくれたひともいた。
ありがたい。
とても、ありがたいことだ。

だけど...。

時々、正直とても疲れた。
切断か否かとゆう時や
植皮後の動けない時。
せっかくきてくれたのだから
やはり、元気そうにするわけで。
今の現状を説明する気力もなかったりで。
もちろん、気が紛れることもあるんだけど
失礼ながら、すごく疲れた時があったのも事実。

友人だと思っていたひとが
実は「こんなひとだったのか...」と思ってしまったり
逆に、実はこにひとってこうゆうひとだったのだ。
などと、私の相手に対する感情が
かなり動いたり変わったりしたものだ。

そんな中。
時に、励ましがしんどかった。

「若いから大丈夫」
「リハビリすれば元気になるって」
「前向きさ」
などなど。

若いとか、あんま関係ないし。
リハビリ以前の問題だし。
前向きになろうと努力してるけど。

言われんくてもわかってるって。

そう、イラっとしたりもした。
確かに、上半身も右足も元気だし。
そこまで重いものだとは思ってなかったのだろうけど
でも、傷ついたりもした。

そんな時。
私の支えは、フィリピンからのメールや手紙だった。
書いてあることの中に
「頑張れ」とか
「前向きに」とか
「大丈夫」とか。
そんなことは、ひとつも綴ってない。

ただかかれているのは
「私達は、あげたまを信じてるから」
それだけ。

そう。
たったそれだけだったんだけれど
私には、涙が出るほど嬉しかった。
いや、嬉しいじゃないかな。
癒されたとゆうか、軽くなった。

私なりに頑張ってた。
私なりに前向きにやっていた。
だけど、これ以上頑張れない。
これ以上前向きにって、どうやったらいいんだろう。

そんな状態の時。
ただ「今のままでいいんだよ」。
そういわれているようで。
「自分を信じて、今はやればいいんだよ」
そう、私にはきこえたんだ。

ああ、そうか。
これでいいんだ。
このままやっていっていいんだ。
それが、ベストなんだ。
間違ってないんだ。

涙がでてきた。
そして、次に向かっていけた。

だから私は、恩返しするのだ。
これからも、ずっと。
# by akiaki2u | 2009-01-15 19:36 | 入院生活

今だから

今だからいえることがある。

先日、あの当時お世話になった
看護士さんふたりと、ごはんを食べた。
ま、おふたりさんは「呑み」専だったけど(笑)。

ひとりは、この道30年の大ベテラン。
臨床にこだわり、病棟看護で終わりたい、と。
ひとりは、私より3つほど上。
臨床に戻りたいけれど、VIP部署に所属だ。

そんなふたりと、こうして会うのは2度目。
いろいろと話をしたけれど
今だから...そんな話もたくさんした。

ふたりとも、私の担当ナースじゃなかった。
なのに、とても親しくなった。
きっと、波長だったのだろうね。
お互いに、察知したのだと思う。

「あんたが形成にあがってきた時。
ナース皆、あんたが気になって
仕方がなかったんだよ」

「なんで~?」

つまり。
それほどの傷だったとゆうことだった。
滅多にない、むしろ、例のないような
状態だったらしい。
切断の可能性も大きい。
本人には、いつそれを伝えようか。
伝えないほうがよいものなのか。
きいたらどうなるのだろう。

そんなことだったらしい。

「全部、自分で処理してたよね」
そう言われた。

そうかもしれない。
私の中で、何かをナースに相談したことは
記憶にないに等しい。
決断したことは口にした気がするけれど。

「でもさ~あたし、何回も泣いたよ(笑)?」
そう言ったら。

「勝手にひとりで泣いてただけでしょ(笑)。
ひとりで泣いて
ひとりで処理してたでしょ」

そうか。
それも、ひとりで処理になるんだ~。

「根性あったよね~」
そうとも言われたけど。

そうなのかなあ。
確かに、ないことはないかもだけど。
でも、そんな気質のお陰で
女子ウケはいいけど
男子ウケは、最終的に悪いさ~(笑)。

で、びっくりしたのが。
「あんた、癒しだったよ」って言葉。

え。
私が癒し?
いまだかつて、言われたことないけど。
癒し系だなんて(笑)。

いやいや、話ときくと。
癒し系とは、意味がすこし違かったみたい(笑)。
要は。
色々な人間模様が渦巻く病棟。
人間の素がでる入院生活。
そんな中で、私とゆう患者は
とても優秀だったみたい(笑)。
色々な患者さん、いるからなあ。

私の考えが立派なわけでも
正しいわけでも、自慢するわけでもない。
ただ。
看護士さんだって、人間なのだ。
「やってもらう」とゆうのが
あたりまえではないと思う。
全てをぶつけても、よい相手でもないと思う。
ギブ&テイクだと思うのだ。

気持ちよく対応してもらいたいのなら
こちらも、気持ちよく対応しなきゃいけないと
私は、思うのです。

確かに。
ありえないミスをおかしたり
機嫌を仕事に出してみたり
おかしたことを言ったりした時には
はっきり言うべき。

だけど、何もかも。
あれもこれも、全て押し付けるのは
それは違うと思う。
ま、イラっとする看護士が、中にはいるのも
それは事実なのですが(笑)。

ナースって。
究極のサービス業だと、私には思える。
本当に、大変だと思う。

ところで。
私も、今だから言えるけど。
とゆうか、言ったけど。

あいつにあいつにあいつにあいつ。
ホント、嫌な患者だったわ~(笑)。
もう、時効だからさ~。
# by akiaki2u | 2009-01-14 18:35 | その他

下半身麻酔

手術をするたびに、麻酔を受ける。
あたりまえだけどさ~。

私の場合、全身麻酔が殆どなんだけど
でも、まずは、下半身に麻酔をうつ。
足の微妙な手術なので
術中にびくりとも動かないように。

手術室の手術台で
まずは、横をむき。
そして、背中を丸めてつきだす。

麻酔科の先生が
ゆっくりゆっくり打つ位置を確認して
そして。
やたらと太い注射を打つ。

脊髄のところに打つんだろうけど
コレが、非常に痛い。
「いた~」とゆうのじゃなくて
逆に声を殺す感じ。
「うっ」となる。

そして、すこしの時間をおいた後。
冷たい瓶を、足にあてる。
全く何も感じなくなったところで
全身麻酔に入る。

が、ある日。
痛いどころじゃないことがおきた。

この日は、整形の手術で
下半身麻酔だけの手術だった。
いつものように横になり
背中を突き出した。
先生の指がゆっくりと背中を触る。
そして、しっかり確かめて...

「ぶすっ」。

と、くるはずが。
あれ、あれれ。
なんと。

激痛とともに
注射器がとんだ(笑)。

つまりはこうだ。
何度も同じ箇所に麻酔を打ったので
そこだけ、皮膚やもろもろが
かたくなってしまったらしいのだ。
そこで、注射針がうまく入らず
跳ね返ってしまったらしい。

「こえ~」
「こえ~よ~」

見えない背中での出来事だけに。
間違いはないとは思うけれど
「もしミスったら半身不随」とか。
余計ことを考えてしまうものだ。

結局、その後。
慎重に慎重にやっていただき
なんとか「ぶすっ」と成功した。

それがあまりに衝撃的で。
うまくいってホっとして。
下半身麻酔での手術なんて
どーってことなかった。

キィー。
ガンガン。
ゴンゴン。
ギュイーン。

うつぶせだったので
どんな道具を使っていたのかは
まったく不明だけれど。
でも、受けながら思った。

整形の手術って...「大工だな」。
# by akiaki2u | 2009-01-08 21:00 | 手術



バスにひかれた元バスガイド 復活迄の日々と今を綴ります