説明すること激久に更新です。 昨日、ものすごく久しぶりに事故のことを話した。 今やっている仕事に、今年新しく加わったひとに、だ。 私の就いている職、口がメインなサービス業務ではあるけれど 足も、自分の限界まで酷使してる。 そして、どうしても私には無理な事柄もある。 そこを理解してもらう為に、最初に「足が悪い」ということは伝えた。 けれど、どこがどうなって悪いのか。 なぜに悪くなったのか。 そのへんは詳しくは話していなかった。 話すことに、全く抵抗はない。 自分の足に障害があることに、ひけめも何もない。 目が悪くてコンタクトをしているのと、私の足が不自由なことには さほど大きな差がないと思っている。 けれど。 時にきっちり話さなくてはいけないときがある。 簡単に思われてしまい、困ってしまうことが多々あるからだ。 普通にできることができない。 そう説明していても、私から発するエネルギー的なものが たいそう濃いようで、わりと軽い障害と思われがちだからだ。 「私って、こんなに大変なの」。 そう説明しているようで、本当は、自ら詳しく話すことに抵抗がある。 だから思ってる。 「むこうからきいてくれないかなあ」と。 「きいちゃいけない」 「きけない」 「きくのがわるい」 そう感じているひとが多く、「どうしてこうなったの」と訊ねてくれる人が少ない。 確かにそうかもしれない。 自分の足がこうなる前から、私は、そこはスッパリきく派。 けれど、一般的に考えると、なかなか難しいことなのかもしれない。 ひととおり説明したあと、その子に言われた。 「生きててくれてよかった。あげたまさんに会えてよかった」と。 そして私も思った。 「死ななくてよかった。自分の足を信じてここまでになれてよかった。 そしてこの職に就き、こう言ってくれるひとに会えてよかった」と。
by akiaki2u
| 2007-08-28 23:17
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