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バスにひかれた私のBLOG

陳述書

訴訟にあたり。
そうゆうタイトルで。
B5サイズ6枚の、陳述書を作成した。

訴訟を起こしてから月1~2回のペースで
裁判所に足を運ぶ日々が続いた。
向こうは、会社側と運転手側の弁護士のみ。
こちらは、私サイドの弁護士と
常に私も出席した。

この毎回の公判は
私が出席してもしなくても
どちらでもいいもの。
だけど、私のことだ。
紙にかかれたなりゆきだけを追ってゆくだけじゃ
何かが違うと思う。
私のことを、私が見届けなくてはいけないと思い
毎回、私も出席していた。

けれど。
毎回、不満があった。
出るたびに、不満が増えた。
怒りで、テーブルをひっくりかえしたくなる。
巨人の星みたいにできたら
どんなにかスッキリするだろう。

ある日。
納得がいかない私に
弁護士さんが言ったんだ。

「陳述書を提出してみましょうか」。

つまり。
私が思っていること。
伝えたいこと。
公判の中で、疑問に思うこと。
そこは違うと思っていること。
何もかもを、文章にして提出してみては。
と、ゆうことだ。

「結果、どうなるかはわかりません。
でも、やってみませんか」。

私はすぐに「イエス」。
そうこたえた。
でも。
はてさて、陳述書とやらは
どう綴ってゆけばいいのだろう。
不平不満だけを、つらつらと書いたところで
ただの愚痴になってしまうだろう。
私はこんなに辛かったのよと訴えても
悲劇のヒロイン現象になるだけで
よい結果をうむとも思えない。

冷静に、客観的に自分をみて
筋道を通し、キモをつこう。

半日でかきあげたその文章を
すぐにメールで弁護士へ送信した。
多少の言葉直しはされたものの
ほぼ、私の書いたそのものが
陳述書として、提出されることになった。

結果。
納得がいくとはいえないけれど
大きな効果はあった。
私の過失%が、減った。

弁護士さんには。
「素晴らしい。力作です。弁護士なみです」
そう言われた。

そこで。
「もしかしたら、私、弁護士になれんじゃね?」
と、やや本気で調子にのった私です。
ホント、すみません(笑)。
by akiaki2u | 2009-01-06 14:51 | 訴訟
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