バスにひかれた私のBLOG

診断書

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「スネが折れていたら、すぐに切断だったでしょうね」
そう言われた。
「10日以内に、足首から下は確実に壊疽すると思っていました」
そうとも言われた。
「切断は免れたとしても、自分の力で歩くことは無理かと思います」
すぐに行われた緊急手術中、親はそう説明を受けていたらしい。

そんな私の足が、今こうやってなんとか頑張って働いてくれていること。
それは、果てしなく奇跡に近いことなのだと思う。
先生や看護士さん達は、間違いなく奇跡だと言っていた。

左下肢デグロビング損傷。
左膝伸筋支帯損傷。
左下肢前区画筋群損傷。
左○骨陥凹骨折。
左足関節両果骨折。
左第一○末節骨々折。
左第五中足骨開放骨折。
左○骨神経損傷。
左リスフラン関節脱臼。
左足関節拘縮。

整形外科の診断書には、病名としてこう綴られている。
わかっているようで、何がなんだか正直よくわからないのだが(笑)、
要は、スネ以外はほぼ全ていってしまってたってことだ。
そして。

左下肢剥脱創。

形成外科の診断書には、病名としてはこれひとつだけ。
整形で記載された「デグロビング」とは、このことだ。

こんだけ骨折していると、自分でも「あっぱれ」と思うけれど
でも、このデグロビングが最もキモだったのだ。
私の持つ身体障害者手帳にも、「左下肢デグロビング損傷」と
これだけが記載されている。
恐るべし、剥脱創。

ところで。どうして、お医者さんつーのは
みんな読みにくい字を書かれるのでしょうか。
病名の「○」は、どうやっても解読できない字でした。
毎度毎度色々書きすぎて、もう嫌になってんのかな(笑)。
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# by akiaki2u | 2007-07-02 20:25 | 受傷

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私の事故記念日は5月12日。
GW明けの、まだ薄ら寒い日だった。

札幌近郊の高校生を乗せて、大雪山への宿泊研修。
バス10台口の連行仕事だった。
学校へ生徒を送り届け、10号車だった私のバスは
1番最後に車庫へ到着した。

会社の駐車場は、狭くはないけど広くもない。
先に到着していたバスはとっくに洗車を始めていたので
私を乗せたバスは、とりあえず隅にバックして駐車した。

「さて。車内掃除でもしようか」。
でもその前に。
ガイドはまず、事務所に「戻りました」の報告をする。
と、同時に、翌日の仕事もチェックする。
毎度、これがお決まりのパターンだ。
なので、その日の私もいつもと同じように
10号車のバスを降り、まずは事務所へ向かった。
100mもない距離を歩ききれば、事務所の扉があるのだ。
けれど、あの日の私は、その扉へ辿りつくことが出来なかった。

私がこの日辿りついたのは。
救急車の扉と、手術室の扉だったのだ。
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# by akiaki2u | 2007-07-01 23:36 | 受傷

あらためまして

こんばんは、あげたまです。

このたび、あらためてここに、私の裏ブログを綴ることにしました。
突然のあの事故から時が経過しましたが、いまだに後遺症と
格闘する毎日を送っており、またこれが一生続くことになるのでしょう。

約3年半の、入退院と手術の日々から訴訟期間を経て
今、ようやく私の新しい道が開けてきています。
転んでも、決してただで起きてなるものか。
そう思い続けていたことが、今ほんの少しだけ
芽がでてきている気がしています。

そう考えると、事故そのものが私の肥やしであり種であったのかな、と。

以前の投稿内容とかぶることが多々...とゆうか殆どかもしれませんが
私としては、新たな気持ちで綴るつもりです。
今後ともよろしくお願い致します。

あげたま
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# by akiaki2u | 2007-06-30 21:22 | その他



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