バスにひかれた私のBLOG

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支え

長い入院生活の中で
たくさんのひとが見舞いにきてくれた。

「あげたまちゃんは友達多いね~」と
言われたけれど~。
はてさて。
私に、こんなに友人知人がいたとは
自分でも、少々驚いた。

もちろん。
私が直接連絡したのは、数人。
ひとづてにきいて、足を運んでくれたひともいた。
ありがたい。
とても、ありがたいことだ。

だけど...。

時々、正直とても疲れた。
切断か否かとゆう時や
植皮後の動けない時。
せっかくきてくれたのだから
やはり、元気そうにするわけで。
今の現状を説明する気力もなかったりで。
もちろん、気が紛れることもあるんだけど
失礼ながら、すごく疲れた時があったのも事実。

友人だと思っていたひとが
実は「こんなひとだったのか...」と思ってしまったり
逆に、実はこにひとってこうゆうひとだったのだ。
などと、私の相手に対する感情が
かなり動いたり変わったりしたものだ。

そんな中。
時に、励ましがしんどかった。

「若いから大丈夫」
「リハビリすれば元気になるって」
「前向きさ」
などなど。

若いとか、あんま関係ないし。
リハビリ以前の問題だし。
前向きになろうと努力してるけど。

言われんくてもわかってるって。

そう、イラっとしたりもした。
確かに、上半身も右足も元気だし。
そこまで重いものだとは思ってなかったのだろうけど
でも、傷ついたりもした。

そんな時。
私の支えは、フィリピンからのメールや手紙だった。
書いてあることの中に
「頑張れ」とか
「前向きに」とか
「大丈夫」とか。
そんなことは、ひとつも綴ってない。

ただかかれているのは
「私達は、あげたまを信じてるから」
それだけ。

そう。
たったそれだけだったんだけれど
私には、涙が出るほど嬉しかった。
いや、嬉しいじゃないかな。
癒されたとゆうか、軽くなった。

私なりに頑張ってた。
私なりに前向きにやっていた。
だけど、これ以上頑張れない。
これ以上前向きにって、どうやったらいいんだろう。

そんな状態の時。
ただ「今のままでいいんだよ」。
そういわれているようで。
「自分を信じて、今はやればいいんだよ」
そう、私にはきこえたんだ。

ああ、そうか。
これでいいんだ。
このままやっていっていいんだ。
それが、ベストなんだ。
間違ってないんだ。

涙がでてきた。
そして、次に向かっていけた。

だから私は、恩返しするのだ。
これからも、ずっと。
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by akiaki2u | 2009-01-15 19:36 | 入院生活

今だから

今だからいえることがある。

先日、あの当時お世話になった
看護士さんふたりと、ごはんを食べた。
ま、おふたりさんは「呑み」専だったけど(笑)。

ひとりは、この道30年の大ベテラン。
臨床にこだわり、病棟看護で終わりたい、と。
ひとりは、私より3つほど上。
臨床に戻りたいけれど、VIP部署に所属だ。

そんなふたりと、こうして会うのは2度目。
いろいろと話をしたけれど
今だから...そんな話もたくさんした。

ふたりとも、私の担当ナースじゃなかった。
なのに、とても親しくなった。
きっと、波長だったのだろうね。
お互いに、察知したのだと思う。

「あんたが形成にあがってきた時。
ナース皆、あんたが気になって
仕方がなかったんだよ」

「なんで~?」

つまり。
それほどの傷だったとゆうことだった。
滅多にない、むしろ、例のないような
状態だったらしい。
切断の可能性も大きい。
本人には、いつそれを伝えようか。
伝えないほうがよいものなのか。
きいたらどうなるのだろう。

そんなことだったらしい。

「全部、自分で処理してたよね」
そう言われた。

そうかもしれない。
私の中で、何かをナースに相談したことは
記憶にないに等しい。
決断したことは口にした気がするけれど。

「でもさ~あたし、何回も泣いたよ(笑)?」
そう言ったら。

「勝手にひとりで泣いてただけでしょ(笑)。
ひとりで泣いて
ひとりで処理してたでしょ」

そうか。
それも、ひとりで処理になるんだ~。

「根性あったよね~」
そうとも言われたけど。

そうなのかなあ。
確かに、ないことはないかもだけど。
でも、そんな気質のお陰で
女子ウケはいいけど
男子ウケは、最終的に悪いさ~(笑)。

で、びっくりしたのが。
「あんた、癒しだったよ」って言葉。

え。
私が癒し?
いまだかつて、言われたことないけど。
癒し系だなんて(笑)。

いやいや、話ときくと。
癒し系とは、意味がすこし違かったみたい(笑)。
要は。
色々な人間模様が渦巻く病棟。
人間の素がでる入院生活。
そんな中で、私とゆう患者は
とても優秀だったみたい(笑)。
色々な患者さん、いるからなあ。

私の考えが立派なわけでも
正しいわけでも、自慢するわけでもない。
ただ。
看護士さんだって、人間なのだ。
「やってもらう」とゆうのが
あたりまえではないと思う。
全てをぶつけても、よい相手でもないと思う。
ギブ&テイクだと思うのだ。

気持ちよく対応してもらいたいのなら
こちらも、気持ちよく対応しなきゃいけないと
私は、思うのです。

確かに。
ありえないミスをおかしたり
機嫌を仕事に出してみたり
おかしたことを言ったりした時には
はっきり言うべき。

だけど、何もかも。
あれもこれも、全て押し付けるのは
それは違うと思う。
ま、イラっとする看護士が、中にはいるのも
それは事実なのですが(笑)。

ナースって。
究極のサービス業だと、私には思える。
本当に、大変だと思う。

ところで。
私も、今だから言えるけど。
とゆうか、言ったけど。

あいつにあいつにあいつにあいつ。
ホント、嫌な患者だったわ~(笑)。
もう、時効だからさ~。
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by akiaki2u | 2009-01-14 18:35 | その他

下半身麻酔

手術をするたびに、麻酔を受ける。
あたりまえだけどさ~。

私の場合、全身麻酔が殆どなんだけど
でも、まずは、下半身に麻酔をうつ。
足の微妙な手術なので
術中にびくりとも動かないように。

手術室の手術台で
まずは、横をむき。
そして、背中を丸めてつきだす。

麻酔科の先生が
ゆっくりゆっくり打つ位置を確認して
そして。
やたらと太い注射を打つ。

脊髄のところに打つんだろうけど
コレが、非常に痛い。
「いた~」とゆうのじゃなくて
逆に声を殺す感じ。
「うっ」となる。

そして、すこしの時間をおいた後。
冷たい瓶を、足にあてる。
全く何も感じなくなったところで
全身麻酔に入る。

が、ある日。
痛いどころじゃないことがおきた。

この日は、整形の手術で
下半身麻酔だけの手術だった。
いつものように横になり
背中を突き出した。
先生の指がゆっくりと背中を触る。
そして、しっかり確かめて...

「ぶすっ」。

と、くるはずが。
あれ、あれれ。
なんと。

激痛とともに
注射器がとんだ(笑)。

つまりはこうだ。
何度も同じ箇所に麻酔を打ったので
そこだけ、皮膚やもろもろが
かたくなってしまったらしいのだ。
そこで、注射針がうまく入らず
跳ね返ってしまったらしい。

「こえ~」
「こえ~よ~」

見えない背中での出来事だけに。
間違いはないとは思うけれど
「もしミスったら半身不随」とか。
余計ことを考えてしまうものだ。

結局、その後。
慎重に慎重にやっていただき
なんとか「ぶすっ」と成功した。

それがあまりに衝撃的で。
うまくいってホっとして。
下半身麻酔での手術なんて
どーってことなかった。

キィー。
ガンガン。
ゴンゴン。
ギュイーン。

うつぶせだったので
どんな道具を使っていたのかは
まったく不明だけれど。
でも、受けながら思った。

整形の手術って...「大工だな」。
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by akiaki2u | 2009-01-08 21:00 | 手術

陳述書

訴訟にあたり。
そうゆうタイトルで。
B5サイズ6枚の、陳述書を作成した。

訴訟を起こしてから月1~2回のペースで
裁判所に足を運ぶ日々が続いた。
向こうは、会社側と運転手側の弁護士のみ。
こちらは、私サイドの弁護士と
常に私も出席した。

この毎回の公判は
私が出席してもしなくても
どちらでもいいもの。
だけど、私のことだ。
紙にかかれたなりゆきだけを追ってゆくだけじゃ
何かが違うと思う。
私のことを、私が見届けなくてはいけないと思い
毎回、私も出席していた。

けれど。
毎回、不満があった。
出るたびに、不満が増えた。
怒りで、テーブルをひっくりかえしたくなる。
巨人の星みたいにできたら
どんなにかスッキリするだろう。

ある日。
納得がいかない私に
弁護士さんが言ったんだ。

「陳述書を提出してみましょうか」。

つまり。
私が思っていること。
伝えたいこと。
公判の中で、疑問に思うこと。
そこは違うと思っていること。
何もかもを、文章にして提出してみては。
と、ゆうことだ。

「結果、どうなるかはわかりません。
でも、やってみませんか」。

私はすぐに「イエス」。
そうこたえた。
でも。
はてさて、陳述書とやらは
どう綴ってゆけばいいのだろう。
不平不満だけを、つらつらと書いたところで
ただの愚痴になってしまうだろう。
私はこんなに辛かったのよと訴えても
悲劇のヒロイン現象になるだけで
よい結果をうむとも思えない。

冷静に、客観的に自分をみて
筋道を通し、キモをつこう。

半日でかきあげたその文章を
すぐにメールで弁護士へ送信した。
多少の言葉直しはされたものの
ほぼ、私の書いたそのものが
陳述書として、提出されることになった。

結果。
納得がいくとはいえないけれど
大きな効果はあった。
私の過失%が、減った。

弁護士さんには。
「素晴らしい。力作です。弁護士なみです」
そう言われた。

そこで。
「もしかしたら、私、弁護士になれんじゃね?」
と、やや本気で調子にのった私です。
ホント、すみません(笑)。
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by akiaki2u | 2009-01-06 14:51 | 訴訟

抗生物質

「あげたまさんの足は
抗生物質に弱いんですね~」

へ?
そうなん?
だからブレンドなん?

先日の診察で初めて知った。
ご存知、私の秘薬あげたまブレンド。
だから、2種のミックスだったらしい。

植皮。
つまり、太腿からはいだ皮膚を
移植した部分。
ここに傷をつけてしまったり
ぶつけてめくれてしまった時。

このあげたまブレンドがあれば
少々のものなら大丈夫。
数日で色が変化し
1週間も経過すれば
問題ない状態にまでなってくれる。

普通のひとならば
軽くぶつけて、青タンにもならない程度。
でも私の場合は、すぐに皮膚がめくれてしまう。
放置しておくと、とても危険なのだ。
深ければ、再手術。
感染でもしたらシャレにならない。
超アウト。

神経麻痺もあるので
「あ、ヤバイ。ぶつける」と思った瞬間では
とてもとても、もう遅い。手遅れ。
瞬時に、足が反応できないのだ。
その結果、「あーやっちゃた...」なってしまう。

以前にも綴ったけれど
担当の先生の指示を無視したおえらい先生が
「こっちのほーが効くだろうに」といって
ブレンドではない薬をぬった。
担当の先生がお休みの時にね。

2種のほうの1種だけを塗ったのだけど
「あれ。いいのかな」
そう、私もナースも思った。
でも。まあ、ベテランの医師だし。
そう思った。

けれど。
翌日には、とんでもないことになり
大事に至るまでにはギリだったけど
結果、退院が1ヶ月以上のびた。

と、話は戻るけれども。

普通だと、1種をぬるらしい。
それが、効果的みたい。
だけど私の足の場合は
2種をまぜた時に、効果を発揮する。
なぜなら、1種だと。
「抗生物質性が強い」
ってことらしい。

へえ~。
そうだったんだ~。
だからブレンドなんだ~。

のみ薬だったらなんでもないのに。
たいしたアレルギーもないのに。
でも、足は違うんだ。

おもしろいねえ。
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by akiaki2u | 2009-01-06 12:26 | 後遺症

新年おめでとう

あけましておめでとうございます。

2009年か。
早いなあ。

なにもかもが終わってからは、まだ数年だけど
でも、あの時からそんなにたったんだなあ。

あの感覚。
足が8割ちぎれてた、あの感覚。
もう逝くのかも...と思った、あの感覚。
周囲の悲鳴と雨の中の、あの感覚。

あれから、もうそんなに経過したんだね。
って、あれ。
新年とゆうよりも
年末に振り返ってる、みたいな。
そんな文章だね、私(笑)。

昨年。
ちょっと、息切れしたのかもしれません。
あ、年のせいとか、つっこまないように。
そうゆう、リアルな話じゃないんで(笑)。

足のこと。
訴訟のこと。
父親の介護のこと。
後遺症のこと。
そして、新しいことへのこと。

いつも、自分なりに100%でやっていたつもり。
後悔することだけは嫌なので
間違った道を辿ったこともあったかもだけど
その時の自分にできる限りのことを
やってきたつもり。

だけど。
昨年、ちょっと崩れたとゆうか。

そんな自分に、ちょっと疲れたのか。
ちょっと燃え尽き症候群的なものなのか。
それとも、甘えなのか。
他にも思いつくことはあるんだけど。

すこし、壁だったかもしれません。
私的に。

仕事のことも。
今の私には、どうしてもやることが限られてしまう。
だけど、だからといって。
このままでよいのだろうか。

今の私のできることを、もっと頑張ればいいじゃん。
そう思う私と。
これでいいわけがない。何かを探さなきゃ。
そう思う自分と。

なんだか、そんなことで葛藤もしてた。
どっちの自分が、本当の自分なのかなーって。
私は、どうしたいのかなーとか。

で、新年あけて思うのは。

全然......答えが出ないってことです(笑)。
考えたけどね~わかんないんだよね~。
こう、もやもやしているのが
最も苦手なもので。

「私はどっちなんだ。どうしたいんだ」と
どうしても、答えを出そうとしてしまって。
いや、必要なことなんだろうけれど
その答えが出ないことに
今回は、つぶされそーになっちゃったのかも。

なので。
両刀でいこうかな~と(笑)。
どっちも私の気持ちなんだな~と。
いや、意味わかんないね(笑)。

とにかく。
今年は、素直にゆきたいと思います。
正直にまっすぐに...とゆうのは
そもそもの気質みたいだけど
(時に、それが超暴走してごめん...泣)
そのわりに、ここぞとゆう時に
強がってしまったり
感情だけが先走りしてしまったり
意地をはってしまったり。

そこを、なくすとか直すとかゆうよりも
その部分を、素直にゆるゆると
出せたらいいなと。
そう思います。

とゆうことで。
本年度もよろしくです。
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by akiaki2u | 2009-01-02 13:57 | その他



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