バスにひかれた私のBLOG

事故について その1

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「バック誘導してたんでしょう?」

私がバスとバトルしたと知ると、たいがいのひとはこう言う。
だよねえ。普通はそう思うわな。

「違う。バスの前を歩いていて、背後からやられた」

そうこたえると、たいがいのひとは「?」だ。
だよねえ。あんまりピンとはこないよな。

事故の時のほぼ全てを、私はしっかりと記憶している。
バスが車庫に着き、私は事務所へ向かって歩いていた。
ほんの僅かな距離を、いつもと同じように。

けれどその後は、いつもと同じように...とは、いかなかった。

私が事務所へ歩行している時、1台のバスがバックし始めた。
もちろんこのバスの後ろには、ホイッスルを鳴らして誘導するガイドもいた。
そんなに広い駐車場ではなかったので、私はバスとスライドするように
そのバスの横を歩くはめになったけれど、バスとの距離は1m以上。
ミラーからも、きっちり見える位置だったし、このようなケースは、日常茶飯事。
ドライバーにしたってそうで、私が死角に入っていたとは思えない。

バスが後ろへバックして、私は前へ進む。
私の視界からバスが消えて、どのくらいした頃だっただろう。
多分、ものの数秒だろう。そんな時、急に私の名前を呼ぶ声が。
いや、悲鳴のような叫び声が、背後から聞えた。
そして、なにげなく振り返った私の目の前に。
もう、どうやっても避けられないそこに、大型バスが存在していたのだ。

ほんの一瞬だった。
目の前にせまったバスを見た瞬間、車体の左角と大きなミラーに体当たりされ
気づけば私は、バスの下に入っていた。何がなんだかわからなかった。
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by akiaki2u | 2007-07-09 18:42 | 受傷
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