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バスにひかれた私のBLOG

下半身麻酔

手術をするたびに、麻酔を受ける。
あたりまえだけどさ~。

私の場合、全身麻酔が殆どなんだけど
でも、まずは、下半身に麻酔をうつ。
足の微妙な手術なので
術中にびくりとも動かないように。

手術室の手術台で
まずは、横をむき。
そして、背中を丸めてつきだす。

麻酔科の先生が
ゆっくりゆっくり打つ位置を確認して
そして。
やたらと太い注射を打つ。

脊髄のところに打つんだろうけど
コレが、非常に痛い。
「いた~」とゆうのじゃなくて
逆に声を殺す感じ。
「うっ」となる。

そして、すこしの時間をおいた後。
冷たい瓶を、足にあてる。
全く何も感じなくなったところで
全身麻酔に入る。

が、ある日。
痛いどころじゃないことがおきた。

この日は、整形の手術で
下半身麻酔だけの手術だった。
いつものように横になり
背中を突き出した。
先生の指がゆっくりと背中を触る。
そして、しっかり確かめて...

「ぶすっ」。

と、くるはずが。
あれ、あれれ。
なんと。

激痛とともに
注射器がとんだ(笑)。

つまりはこうだ。
何度も同じ箇所に麻酔を打ったので
そこだけ、皮膚やもろもろが
かたくなってしまったらしいのだ。
そこで、注射針がうまく入らず
跳ね返ってしまったらしい。

「こえ~」
「こえ~よ~」

見えない背中での出来事だけに。
間違いはないとは思うけれど
「もしミスったら半身不随」とか。
余計ことを考えてしまうものだ。

結局、その後。
慎重に慎重にやっていただき
なんとか「ぶすっ」と成功した。

それがあまりに衝撃的で。
うまくいってホっとして。
下半身麻酔での手術なんて
どーってことなかった。

キィー。
ガンガン。
ゴンゴン。
ギュイーン。

うつぶせだったので
どんな道具を使っていたのかは
まったく不明だけれど。
でも、受けながら思った。

整形の手術って...「大工だな」。
by akiaki2u | 2009-01-08 21:00 | 手術
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バスにひかれた元バスガイド 復活迄の日々と今を綴ります